JOURNAL
2011年7月10日




道の駅「うらほろ」 → 道の駅「南ふらの」

本日の走行距離 : 449.6km

累積走行距離 : 3032.0km

<5:07>

起床は4:30。

全然気付かなかったけど夜中雨が降ったのか、路面が結構濡れていた。

とりあえず雨は降っていないけど、今日の天気は大丈夫かな。

支度をして、5:15に出発。

R38→道道73で池田へと向かう。
<5:34>

豊頃付近で、こんなに朝早いのに踏切が鳴っていたから、何が来るのかなとカメラをスタンバイすると、貨物列車だった。

貨物好きとしては、このコンテナのラインが美しいと思う。(笑)

今日も鉄っちゃんな1日になりそう。
<6:21>

池田からR242で、つい数年前に廃線になった「ふるさと銀河線」沿いに、陸別へと向かう。

廃線としてはまだ新しい方らしく、バラストがばっちり残っていた。
<6:44>

駅の跡にあった木。

美しく曲がっている。


右後ろに写っているのは駅の看板の跡だと思うけど、同じ形。
<7:03>

信号機もまだ残っていた。
<7:46>

ナナマル、またもやホームに入線。
<8:02>

草ぼうぼうにだけど、駅舎はしっかり残っている駅もあった。
<8:45>

予定通り、廃線巡りをしながら道の駅「りくべつ」に到着。

昔は本当の「駅」だった所。


ここはナント、本物の気動車(ディーゼルカー)を運転できる所。

もちろん初めてで、なかなかこんな体験できないと思い、事前に予約してきた。


銀河鉄道999の鉄郎だと思うけど、この絵だとACのCMの「ポポポポ〜ン」の子に似ている気がする。


運転体験では、実際に走っていたこの陸別駅周辺を運転できる。
<9:23>

運転できるのはこの1両編成の気動車。
<9:26>

本物の気動車の運転席に感動。

エンジンも掛かっている。

ブレーキは現代の電車と違って、ブレーキ圧力をどれだけ減圧(加圧)したかでブレーキの効き具合が変わる、自動ブレーキというシステム。

なので、何秒間ブレーキ弁を操作したかでブレーキの効き具合が変わってくる。
<9:51>

教官運転士さんに、最初から全部教えてもらいながら、初めての運転。

エンジンも掛けさせてもらったけど、ほんとボタン一つで簡単に掛かっちゃったから驚き。

左手のノッチを投入すると、変速機が自動で「変速」に入り、6気筒のエンジン音と共に気動車が動き出す。

速度は15〜20km/hくらい。

面白いのはブレーキ操作。

ブレーキ弁を「常用」位置で約2秒ほど保ってから「重なり」位置へ戻すと、2秒くらいの時差の後、ブレーキが効いてくる。

だから止めるには空走距離も考えて、早めにブレーキ操作をして、適度なブレーキ圧力にしないと、オーバーランしたり、逆に手前で止まってしまう。

実際の運転では、何回もブレーキを掛けたり緩めたりしていると、エアーが無くなってしまい、列車が止まってしまうらしい。

30分の運転で、駅構内を2往復、停車は13回、方向を変えるのは4回。

停止位置から1m以内に、ほぼ気動車を停めることができた。

初めてだけど、なかなか上手いと褒めてもらえた。

予約は1回30分だったけど、次の回の予約が空いてたから、もう1回運転させてもらっちゃった。

これで1回2000円は安いと思う。
<10:21>

教官運転士さん。

国鉄時代はほとんどのSLを運転し、北海道内のディーゼル機関車、気動車を運転してみえたらしい。

そんたにたくさんの免許を持ってる人も、多くはいない思う。

特急や寝台列車も運転したことがあって、いろんな話を聞かせてもらった。

特に寝台列車は乗り心地を考えて、ブレーキや加速の時の連結器の衝撃に気を使うらしい。

教官運転士さんの前は、この「ふるさと銀河線」全線を運転してたんだって。

ちなみに現役の電車の運転士さんも、気動車は運転した事が無いからってプライベートで運転体験にやってくるんだって。
<12:06>

陸別を後にし、R242を北見方面へ向かう。

北見と言えばタマネギ。

スーパーで、「北見F1タマネギ」って段ボール箱を良く見掛けないかな?

この辺一帯はタマネギ畑で、タマネギの香りがしてくる。

家のタマネギは5月に収穫したけど、北海道はまだなんだね。
<12:18>

麦畑もあった。

トラクターの轍が空へと続いている。


踏み切りの看板。

この看板いつ設置されたのかは分からないけど、SLの看板は最近なかなか見掛けなくなって、思わず撮影。
<13:15>

R39で石北峠へ向かう途中にある道の駅「おんねゆ温泉」に、11年ぶりに立ち寄った。

世界最大級のハト時計だけど、時間が合わず今回は見れなかった。

今日も気温は30度。

今年の北海道は暑い。
<13:19>

隣にあるお店で、北海道名物「あげいも」を買った。

200円で買ったけど、100円で売ってるお店もあった・・・

今日まだ車の中でパンしか食べてない。

この後R39の石北峠まで行き、帯広経由で富良野方面へ向かうか、旭川経由で富良野方面へ向かうかさんざん悩む。

結局R273の三国峠ルートに決め、帯広方面へ向かう。

石北峠では気温18度だった。
<14:39>

三国峠手前で、道路を渡る黒い物体を発見。

ナント本物の野生のクマ。

今まで「クマ出没注意の看板」はたくさん見てきたけど、本物の「クマ」を見るのは初めてだった。

車を停めて、車内から撮影。

10メートル位は離れているけど、やっぱり襲ってきたら怖いから、車の外には降りられなかった。

1分くらい停まってたけど、クマは動かなかった。


実際に野生のクマに出会ったら、童謡「森のくまさん」なんて歌ってる場合じゃないって思った。
<15:01>

三国峠からの景色。
<15:11>

途中、白樺林がきれいだった。

道路には電柱も無い。
<15:19>

こっちは廃線の白樺林。
<16:56>

豚丼を食べる為に帯広駅内にある、「ぶたはげ」に立ち寄った。

「ぱんちょう」も行きたかったけど、今日は日曜日だし混んでると思ってこっちにした。

今日初めてのまともな食事。

たれと豚の脂身の相性が良くて美味い。

豚丼 890円 + ご飯大盛り 100円 = 990円。

この後帯広駅でお土産を購入。
<20:16>

帯広を出発し、芽室温泉鳳乃舞でお風呂に入り、R38で狩勝峠へ向かう。

昨日は暑くて寝られなかったから、今日は少しでも標高が高い狩勝峠の駐車場を選んで、車中泊しようと車も停めた。

しかし、どこからともなく聞こえてくるエンドレスな演歌。

最初は後ろのキャンピングカーがテレビでも見てるのかなと思ったんだけど、そうではなくてこのお店から、夜中も演歌がひたすら流れているみたい。

急遽場所変更して、更に富良野方面へと向かう。
<20:44>

R38を少し走り、道の駅「南ふらの」で車中泊する事にした。

狩勝峠では1台しか居なかった車中泊組みも、ここは20台以上いる。

外気温は19度。

昨日よりは3度低い。

今日は扇風機の出番は無さそう。

途中のセイコーマートで買っておいた鳥の唐揚げとビールで疲れを癒し、22:00頃就寝。





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