JOURNAL
2007年7月12日

朝は、9:00に起床。

相変わらず、船は、不規則な揺れが続いている。

外は、雨。

気分晴らしに、朝風呂に入る。

10:30頃、同じ、「敦賀-苫小牧」航路の、姉妹船「すいせん」と、すれ違うらしいので、前が見える、「フォワードサロン」へ。
<10:38>

ガラスに張り付いて、ひたすら揺れているのを見ている。

海にはうねりがあり、時々、船首からの水しぶきが、デッキや、ガラスにまで、飛んでくる。

揺れているのを、自分の目で、確認できていれば、全然平気なのに、パソコンをやっていたりしていると、どうやら気持ち悪くなるらしい。

そうしているうちに、前方に、「すいせん」を発見。

アナウンスよりも、先に見つけれた。
<10:41>

何も無い、海の上での、姉妹船との行き合いは、数少ないイベントのひとつ。

デッキにも、お客さん達が、集まってくる。

見ているうちに、「すいせん」は、どんどん大きくなり、あっという間に、すれ違っていった。

50km/h以上出ている船同士なので、すれ違い時の、相対速度は、100km/h以上。

いくら大きな船でも、あっと言う間に遠ざかっていく。

フェリーに乗ったら、是非見たいひと時。
海は時化ている。

フェリーのレストランは、営業時間が、決められているので、12:00〜13:00時の、昼食を食べようとするが、食欲が無い。

昨日買っておいた、刺身を少し食べ、また寝る事にした。

再び11:30、就寝。
14:30頃、起きた。

揺れは、少し治まり、左右の、規則的な揺れになっていた。
左上の写真と、左の写真と比べると、海の高さが違うのが分かる。

この分だけ、横揺れがある。
<15:19>

「すずらん」は、能登半島沖。
左舷には、久しぶりの、陸地が見える。
<15:49>

アナウンスは無かったが、左舷にまた船を発見。

これは、行きに乗った、「あざれあ」の姉妹船、「しらかば」だった。

航路は、「敦賀-新潟-秋田-苫小牧」なので、能登半島沖でちょうど行き合う。

小さく見えても、長さ199m、重さ20,000トン越えの、巨大フェリー。
再び、お風呂に入り、さっぱりした所で、やっとHP作成に。

揺れてはいるが、慣れたのか、PCを触っていても、平気になっていた。

食欲も、出てきて、自動販売機で、焼きおにぎりと、売店で、なめこのみそ汁を買って、食べた。

写真データの、バックアップや、HP作成に没頭していると、「すずらん」は、既に、敦賀沖に。
<19:14>

外は、かすかに夕焼けで、空が赤くなっている。

まもなく入港だ。

荷物をまとめて、下船の準備をする。
<20:39>

船は、定刻通り、敦賀港に入港。

旅も、もうすぐ終わってしまう。
帰りは、敦賀ICから、高速に乗る予定だったが、元気が残っていたので、関が原ICまで、一般道で来ることにした。

これで、\1,600の節約。

関が原までは、北海道のように、流れる。

周りには、同じフェリーに乗っていたと思われる、いろんな所のナンバーの車が目立つ。
<23:39>

自宅到着。

事故も、故障も無く、無事帰ってこれて良かった。

これで、本当に「2007北海道」が終わってしまった。

今年も、いい思い出が、たくさんできた。

一人旅に行かせてくれた嫁さんに、感謝してます。






最後まで、読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。

本日の走行距離 :161 km




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