JOURNAL
2008年7月21日


本日の走行距離 : 345.3km

<4:40>

起床は4:15。

今日はちゃんと早起きできた。

昨日の夜は曇りだったのに、やっぱり雨。

外の気温は14.8℃だった。


バイクの時は、テントしかなかったから、雨の中でも平気でテントを張っていたけど、車中泊と言う選択肢があると、どうも車に頼ってしまう。

雨でも、テントの中は快適だけど、テントを濡れたまま収納するのが嫌だ。
<5:14>

さすが「呼人浦」。

今でもバイクも多くて安心した。

むかし、お盆前にキャンプした時には、テントを張る場所が無いくらい密集していたけど、今はどうなんだろう?

バイクキャンパーより、車や地元の人達がかなり多くなっているんじゃないかな。
<6:08>

5:00頃出発し、天気予報をチェック。

今日の道東は雨ではなく、曇りみない。

期待を込めて、行動開始。


ここは、道道76号線を、能取湖横から入っていって、海に出た場所。

過去に何回か来たことのある、思い出のお気に入りスポット。

バイクで来た時には、離岸流を発見できた。

9月になると、サンゴ草が綺麗な場所でもある。
<6:11>

波は2mくらいかな。

海岸では、地元の人達と思われるキャンパーがいた。
<6:44>

網走港にて。
<6:47>

休日ともあってか、みんな釣りしている。
<6:50>

少年が持っているものは、「カレイ」かな。

到着した漁船から貰ったのか、嬉しそうに走って行った。
<7:12>

カモメ。

2羽仲良く歩いていた。
<7:43>

R244を、オホーツク海沿いに、斜里町方面へ。

途中、警報機も、遮断機もない踏み切り発見。

普段は2・3km先まで見えてるから、必要ないのかも。
<8:02>

R244から農道に入り、斜里町の麦畑地帯。

この辺も、あまり有名ではなさそうだけど、キレイな景色がたくさんある。
<8:04>

せっかくキレイな場所なのに、天気が悪いのが残念。
<8:08>

草取りかな。

霧雨の中、作業をしていた。
<9:10>

再びR244を、根北峠方面へ。

途中にある、越川温泉。
<9:11>

ちゃんと湯船があって、地元の方々の協力で、維持・管理されている。

ドラム缶に、200円を入れてから入る。

でも、今日は川北温泉入る為、ここは見学のみ。
<9:44>

根北峠を越え、橋を渡ってからすぐのダートに入る。

川北温泉の入り口だ。
<9:45>

クマ出没注意!。

この看板、お土産で売られているものより、遥かに説得力がある。

山道を入っていく為、クマには常に注意が必要。
<9:58>

ダートを走ること10分ちょっと。

川北温泉に到着。

ここも昔、温泉施設があったけど、今は湯船だけが残っている。

下には昔あったと思われる建物の、コンクリートが残っていた。


温泉は、地元の方々や、旅人で賑わっていた。

乳白色の硫黄泉で、水を入れて温度を調節して入る。

自分が行った時は、めちゃめちゃ熱かった。

ホントに体の芯まで温まって、夕方まで半袖で居られた。
<10:51>

川北温泉に行くには道が2本あり、ひとつはダート5km。

もうひとつはダート11km。

帰りは、ダート11kmに挑戦してみる。

昔は熊笹だらけのヒドイ道だったらしいんだけど、今は地デジアンテナの工事をしているらしく、工事車両が走る為、ある程度いいみたい。

途中の枝分かれで、「怪しい方」に進んだら案の定行き止まりに。
<11:06>

ナナマル ダートアタック。


ナナマルは、確かにオフロードに適しているけど、サスペンション関係は、トラックなので、「普通の人」からしたら、かなりの乗り心地の悪さ。

乗用車と比べたら、めちゃめちゃ跳ねる。

このくらいのダートなら、乗用車でも十分だし、乗用車の方が快適だ。


でも、ナナマル乗りのほとんどが、たまらなく好きで乗っているから、逆にこの乗り心地が心地良い。
<11:11>

11kmのダートを抜けたら、海の向こうには国後島が見えた。
<11:51>

思い出深い「海陽台」。

上には展望台があり、その横がキャンプ場になっている。


むかし、ここが大好きで10泊以上も連泊していた。

景色もキレイだし、たくさんの出会いも会った。

2000年には、北海道行きのフェリーで結成された、ツーリングチーム「overturn」の集まりもあって、大宴会が行われた。

あの頃は、ライダーが一体となって、みんなでキャンプしていた。
<12:00>

上まで上がるのに、人はたくさんの階段を上らなくてはいけないけど、バイク用には獣道がある。

オンロードバイクでは、腕に自身のある人のみが通れた道。
<12:01>

ここをベースキャンプにして、旅しているライダーも多い。
<12:10>

バイクテントが8張り。

この時期だとこんなもんかな。

2000年のキャンプ場ガイドに、こんな感じで、ここに張った自分のテントとバイクが掲載されていた。


2006年に、嫁さんと来た時には、天気も悪く、さらに嫌な思い出が。

「ヌシ」である。

「ヌシ」とは、同じキャンプ場に何ヶ月も居付き、あたかも管理人のように指示を出す人のこと。

嫁さんはホントに、管理人さんだと思っていたらしい。

しかもその人は更に昔、美瑛のライダーハウスで、「ヌシ」をしていた人だった。

今年も居るのかな?
<12:12>

展望台からの眺め。

天気がいいと、ホントにどこまでも見れる。

晴れることは少ないんだけど、快晴の夜には、星がめちゃキレイに見える。
<12:28>

北19号。

一直線に続くアップダウンの道。

ライダーなら、一度は訪れたい場所。

初めて訪れたほとんどのライダーが、足を止めて写真撮影をする。
<12:46>

中標津にある、「すしロード」で昼食。

昔からある、回転寿司なんだって。
<12:49>

サーモン、120円。

安くて美味しいから、中標津に来たら、是非寄ってみて。
<15:21>

今回、計画もなく旅している訳で、昨年行った、「渡辺牧場」に突然行くことに。

犬たちが出迎えてくれる。

「シロ」と「かんくん」。
<15:22>

広い北海道で、犬達も幸せなんだろうな。
<15:47>

いつものように、絞りたての牛乳を入れてくれる。

やっぱり甘みがあって美味しい。
<17:03>

渡辺牧場のおじさんと。

1時間半の滞在だったけど、ここは「北海道にある親戚の家」くらいの感覚で、いつ来ても、温かく受け入れてくれる。

「overturn」の人達は、みんなこんな感覚なんじゃないかな。

本当は、もっとゆっくりさせて貰いたかったんだけど、明日はもうフェリーで帰る為、今日は先を急ぐ。
<18:25>

渡辺牧場を出発し、道道885号線→R243→道道53号線で釧路に向かう。

途中にある「つるいキャンプ場」。

ここもなかなか居心地がよかったキャンプ場。

今は、車ばかりだった。
<19:26>

釧路に到着。

釧路では有名な「泉屋」。

このお店も、「笑ってこらえて」で紹介された。
<19:27>

ボリューム満点の洋食屋さん。
<19:34>

これが一番のオススメ、「スパカツ」。(大盛り)

パスタの上に、カツがのっていて、さらに自家製のミートソースが掛かっている。

鉄板の上にのっているので、いつまで経ってもアツアツだった。

ミートソースも思っていたよりあっさりで、カツとのマッチングも最高だった。

これはオススメだ。

釧路に来たら、和商市場もいいけど、泉屋も是非食べてみて。
<21:03>

泉屋で隣に座っていたライダー。

スパカツの写真を、一生懸命撮っていた自分に、話し掛けてきてくれた。

こんな所で出会いが。

今回記念すべき、初めての「バイク北海道」らしい。

ライダーと話す機会もなくなってしまった現在、同じ旅人として話し込んでしまった。

本当は海外に行きたかったらしいけど、燃料高騰の影響で、サーチャージが高くて、北海道になったみたい。

でも北海道も、なかなかいいもんでしょ?
<23:15>

泉屋を後にし、釧路ジャスコで、昨年行った無線LANの使えるカフェに行ったが、お店がなくなっていて、買出しのみとなってしまった。

今日は、明日のフェリーに向けて、更に進む為、R38を走る。

結局遅くなってしまったので、道の駅「しらぬか恋問」で車中泊。

雨は降っていないけど、また安定しない天気。

外気温は16.3℃。

就寝は24:30。





7月22日の日記へススム。


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