JOURNAL
2007年7月11日


<5:29>

起床は5:00。

天気は、曇ってはいるが、太陽が出ている。

「日の出キャンプ場」だけあって、日の出の写真。
<5:51>

また、「渡辺牧場」でもらった牛乳を、今日は、温めて飲む。

牛乳は、温かい方が、甘みを感じるのかな。

外の気温は、おそらく10℃ちょっと。

体が温まる。
<9:06>

キャンプ場を、7:30頃、札幌・小樽方面へ向けて出発。

今日は、北海道最終日である。

途中、三笠市で、線路の錆びた、廃線を発見。

看板には「三笠鉄道村」。

気になってしょうがなかったので、行って見る事に。
「三笠鉄道村」の外には、古くなった車両が、たくさん展示してあった。

これは「DD51」型ディーゼル機関車。

これまたエンジン話なのだが、このボンネットの中には、「V型12気筒・61,000cc」の化け物ディーゼルエンジンが、前後で、2機搭載されている。

是非、ボンネットを開けて、巨大エンジンを見てみたい物だ。
古びた車両。

手入れをしないと、こんな風に、錆びていくんだね。
<10:55>

札幌方面へ、国道12号線を南下。

札幌近郊は、北海道イメージとはかけ離れた、交通量と、信号の多さだ。

起きてから、まだ牛乳と、おかししか食べてなかったので、ちょうどお腹が空いたところへ、回転寿司で有名な、「トリトン」。

これは寄るしかない!。

いつも食べない、ウニや、イクラや、ホタテや、生サンマなど、お腹一杯食べて、\2,256。

非常に安いと思う。
<12:09>

この写真を見て「あっ!」って思った人、何人いるかな?

そう、これは、HTBの誇る旅番組?、「水曜どうでしょう」のロケ地である。

同時刻に、レンタカーでこの場を、訪れていたカップルもいた。

たびたび登場する、「水曜道でしょう」とは、大泉洋と、ミスターこと、鈴井貴之の二人が、世界を旅しながら、いろいろと面白い事をしでかしてくれる、と言う、ツボにはまれば、非常に面白い番組である。
このロケ地を訪れる、「どうでしょうファン」の人達が、この場所で写真を撮る為、この部分だけ、草が剥げている。
<12:34>

どうでしょう公園のすぐ近くの、HTBに到着。
HTBの1階には、テレビ局のグッズの紹介がされており、販売もやっている。

が、ほとんどが、「どうでしょうグッズ」だった。
タイトルロゴの、立体版。
愛知では、現在、北海道版の再放送として、金曜の深夜、25時過ぎに放送している。

もしかしたら、見た事のある人も、少なくはないのでは。
<16:11>

札幌HTBを後にし、小樽へ向かった。

札幌-小樽間も、さすがに交通量が多く、予定よりも、時間が掛かってしまう。

小樽では、みんなへのお土産を購入した。

せっかく小樽まで来たけど、ほとんど写真を、撮っていない事に気付く。

やはり、小樽らしい写真を撮らなくては。

定番の、小樽運河の写真は、昨年も撮ったし、パンフレットなどでよく見てると思うので、それ以外でと、少し街から離れた所を探す。
小樽では、倉庫をはじめ、歴史を感じさせる建物が、数多く、存在している。
地元の学生かな。
この公園も、小樽イメージを壊さないように、作られている。
ナナマルとの一枚。
港町、小樽。
<16:51>

小樽と言えば、運河も有名だけど、「かま栄」。

新千歳空港内でも、売っている、有名な「かまぼこ屋」さん。

ここの、「パンロール」は最高。

かまぼこを、パン生地で包んで、揚げてある。

パンロールは、嫁さんへのお土産として、大量に購入。

冷めてから、冷蔵庫へ入れれば、3日は持つらしい。
すぐ前には、かま栄直営の、ファーストフード店があり、そこでおやつを食べる。

かまぼこだけど、揚げてあるので、腹持ちはめちゃいい。

逆に言うと、お腹に残る。
フェリーの出港まで、あと6時間30分。

苫小牧までのルートを決めるのに、10分ほど、迷う。

@「小樽-札幌-苫小牧」ルートだと、最短だが、道は混むし、信号も多い。

A「小樽-支笏湖-苫小牧」ルートだと、距離は短いが、面白みが無い。

B「小樽-中山峠-苫小牧」ルートだと、距離は長いが、走り甲斐がある。

C「小樽-倶知安-苫小牧」ルートだと、最長で、倶知安までが混みそう。

結果、Aのルートで、道道1号→国道230号→国道276号で、苫小牧まで行く事に。

17:20小樽を出発。

途中の、中山峠で、名物の「あげいも」を食べる。

閉店2分前だった。
道は順調に流れ、平均速度も予想通り。

しかし、雨が降ってくる。

ここで、何を思ったのか、往復約25kmの寄り道で、「羊蹄ふきだし湧水公園」で、水を汲みに行く事になる。

寄り道もしたが、結局苫小牧へは、予想時間通りに到着。

地元のスーパーへ行って、フェリーの買出しと、お土産になる物が無いか、探しに行く。

更に、苫小牧西港へ行って、他のフェリーがいないかも見に行き、ここで、「ジンギスカンチップス」をGET。

その後、新日本海フェリーの「苫小牧東港」へ向かう。
<22:28>

予想時間通り、無事、苫小牧東フェリーターミナル到着。

天気は雨。

以前、バイクで行った時、帰りの苫小牧フェリーターミナルは、雨だし、友達を見送りに行った時も雨。

帰りは、いつも涙雨。
雨ながらも、写真撮影。

今日乗る船は、行きとは違って「すずらん」と言う、高速船。

航路は、「苫小牧東-敦賀」。

高速船の為、デッキには出られない。
行きの船、「あざれあ」が、22.7ノット(42km/h)、

帰りの船、「すずらん」が、29.4ノット(54km/h)。

海の上で、17,000トン以上もある、鉄のカタマリが、時速50kmを超える速度で、航行しているのは、すごい速度だと思う。

小樽でも、海が時化ていたので、「揺れるのでは」と、危険を感じる。

乗船手続きは、往路の時に済ませてある為、乗船車の列に並ぶ。
23:00、乗船開始。

車両甲板へ、車を駐車。

今日は、そんなに混んでないらしい。
「すずらん」の、一等洋室。

1996年就航の、比較的新しい船なので、まだ部屋がきれい。

部屋の配置は、「あざれあ」とほぼ同じ。

23:40、唯一出られる、後方のデッキで、出港を見る。

汽笛が鳴り、航海の始まりを告げる。

敦賀や、小樽や、新潟では、市街地の為か、汽笛は鳴らさないが、やっぱり汽笛の音はいいもんだね。
船内はこんな感じ。

1999年、北海道ツーリングへ行った時も、同じ船だった。

その時の、船での出会いがきっかとなり、ツーリングチーム「OVERTURN」が結成され、今でも仲間は続いている。

今、その時の日記を読み返してみたら、ロビーでみんなで朝の4:30まで、話が盛り上がっていたみたいだった。
出港直後から、やはり、かなりの揺れ。

左右の、規則的な揺れなら、まだいいが、船室が前の方と言う事もあり、上下、前後、左右と、予測の出来ない、不規則な揺れ。

風呂に入って、HP作成でもしようと、PCの電源を入れたら、その画面を見ていただけで、気持ち悪くなる程、揺れる。

風呂上りのビールも、半分くらい残したまま、仕方なく、寝る事に。

就寝は、おそらく25:00頃。

本日の走行距離 : 432km



(最終日)
7月12日の日記へススム。



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