JOURNAL
2011年7月03日




苫小牧東港フェリーターミナル → 室蘭地球岬

本日の走行距離 : 146.5km

累積走行距離 : 673.9km

<5:30>

「フェリーしらかば」は、5:50に秋田港に接岸する。

いつもの事ながら入出港を見る為に、5:00に起床。

船は既に秋田港内に。
<5:34>

右舷接岸する為に、秋田港内で180度向きを変える。

バウスラスターとスタンスラスターがうなりを上げる。

大型船は、180度向きを変えるだけで10分近く掛かる。
<5:38>

秋田港入港を満喫するS山さん。
<5:39>

航海士の人達が見守る中、ゆっくりと接岸する。
<5:46>

4人掛かりでロープを引き上げ、船をロープで固定する。
<5:52>

新潟港の貨物線の端にはディーゼル機関車が。

機械好きの僕には気になる一コマ。

オレンジ色の機関車には、V型12気筒、61,000ccのエンジンが載っている。
<5:55>

会社でも飛行機のコンテナをフォークリフトで扱う事もあるけど、こんなに綺麗には並べられない。

いったいどうやってこんなに綺麗に置いたんだろう。

まさに職人技だと思う。

見習わなきゃ。
<6:49>

船にカモメはつきもの。

餌欲しさにやってくる。
<6:57>

定刻より早く、苫小牧へ向けて出港。

ゆっくりと岸から離れていった。

出港の汽笛が鳴り響く。
<7:13>

出港してすぐに、姉妹船の「フェリーあざれあ」とすれ違う。

お互い汽笛を鳴らしてのすれ違い。

姉妹船とのすれ違いは船上の大イベント。

陸からそんなに離れてないのに、既に凄い霧。

レーダーの無い時代は衝突事故は多かったんだろうね。

大型船は急ブレーキでも何キロも進むって聞いた事がある。
<7:20>

船は沖に出て、どんどん速度を上げて行く。

相変わらずの霧。
<7:40>

風呂に入ってから、朝食バイキング。

値段は1,000円で、とてもリーズナブル。

食パンがとっても美味しかった。

夜まで持たせる為、ガッツリと食べる。
<7:42>

昼に飲むと飲酒運転になってしまうので、朝からビールをいただいております。

昼食代を浮かせるため、計画通り、バイキングで張り切りすぎて、この後夜までお腹が空かなかった。


この後しばらく仮眠する。
<14:48>

S山さんが退屈そうだったので、デッキに出て再び船内探検に出掛ける。

デッキの一番前は窓が無いので、海上の風と、航行している風で凄かった。

風が凄そうなのが伝わるかな?


津軽海峡を通る時だけ、少し揺れていた。

この後どんどん苫小牧東港に近付いていく。

入港間近、霧で視程が悪いせいか、1分間隔くらいでの長声一発。(汽笛)

しばらくの間汽笛サービスは続く。
<17:31>

船は定刻に接岸したんだけど、下船がなかなか始まらない。

S山さんはこの後、新千歳20:00発のスカイマークで帰るので、少し焦る。
<17:41>

少し焦りながらも、写真撮影は怠らない。

毎回一緒の写真ばっかりだけど、やっぱり旅の記録だもんね。
<17:42>

ナナマルとフェリーを並べてみた。

全長、「4.7m」対「200m」。

自重、「2.5t」対「20,000t」。

これが本当のSHIPSIDE。

※航空業界では、飛行機の事をSHIPと呼びます。船からの名残なんだね。それで、飛行機のすぐ近くの事を、SHIPSIDEと言います。
<18:27>

S山さんが前から食べたがっていた、「ハセガワストアのヤキトリ弁当」。

ハセガワストアは函館にしかないんだけど、ごく一部のセイコーマートでも作っている。

苫小牧で唯一やっているお店で、早速「ヤキトリ弁当」を注文。

実はフェリーで食べた朝食がまだ残っていて、お腹の燃料計は30%くらい。
<18:28>

燃料30%残りにもかかわらず、大盛りを注文してしまった(笑)。

でも美味しくて、ぜーんぶ食べちゃった。

よく考えたら、この後S山さんを新千歳まで送って行ってから、またここを通るので、自分だけその時に食べても良かったかなと・・・

ところで「ヤキトリ弁当」なのになんで豚肉のネギ間なんだろうね?
<19:02>

飛行機出発1時間前に無事、新千歳空港に到着。

S山さん、北海道滞在時間わずか2時間20分。

「水曜どうでしょう並」の時間だね。
<19:35>

この後、新千歳空港の着陸用滑走路RWY19側エンドで、着陸進入する飛行機を見に来た。

霧が凄くて、着陸進入する飛行機の音はするんだけど、いきなり飛行機のライトが見える。

逆に言うと、操縦士からもいきなり滑走路の進入灯が見えるんだろうね。

なんだか幻想的な光景だった。
<19:35>

翼から雲が出来る。

何て言うか忘れたけど、これだけ霧が出ていると雲の出来やすい状態だから、通過する翼によって、翼端の空気の圧力が下がると、雲ができるんじゃなかったかな。

進入灯のストロボライトもかっこよかった。

視程は1,000m位かな。

この後新千歳空港を出て、R36で、さっきまで居た苫小牧を再び通り、室蘭へ向かう。
<22:29>

雨の中、ひたすら運転し、室蘭に到着。

予定では22:30に到着だったので、ほぼ予定通り。

道の駅で車中泊しようかと思ったけど、ほぼ海沿いの海抜数メートルで、津波が来たら逃げられないので、標高の高い地球岬の駐車場で車中泊する事に。

室蘭市街は霧は無かったけど、ここは凄い霧。

視程100mも無いくらい。

他にも1台だけ車中泊している車が居た。
<22:53>

充電してきたサブバッテリーで照明もばっちり。

今回は家で使っている100Vのスポットライトに、22W(明るさ100W相当)のインバーター電球を持ってきた。
<22:54>

一人なら十分快適な広さ。

この後、旅の記録と写真のバックアップ、HP作成をして24:00頃就寝。

外は17度。 車内は23度で、半袖で寝袋がちょうど良かった。





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